ロッコウサンチャレンジ！/子どものための自然体験学校「アドベンチャーキッズスクール」/ミドルコース2018（小学生3年～6年生）/大阪府枚方市


ミドルコース最終回は、ロッコウサン・チャレンジ！	さいご、みんなで六甲山の頂上を目指すぞ！	今回は、みんなで行きます。

山登りは、得意な人、頑張っているけど、ゆっくりな人。それぞれいて当たり前。	最後は、自分のことはもちろんのこと、仲間のことも考えて、全員が安全に頂上に立てることが、ミドル登山隊の目標です。	人数が多くなるので、結構難しいことです。

しかし、仲間のことも考えて何かをするということは、人として、とても大切なことです。	さぁ、最後、山登りも、みんなでということも、どちらにも挑戦だ！	まず、序盤は、ロックガーデン。

岩場が続きます。	子ども達は、岩場登りにウキウキ。楽しいようです。	地図には「しんどい場所」って書いてあったけれども、「全然しんどくなーい！」。

さすが、さすがです。	急なのぼりが続きますが、いいペースで進んでいきます。	先頭はペースを作り、みんなが来ているか確認する大変さ。

真ん中は、ペースを落とさず追いつき、後ろの様子も見る大変さ。	後ろは、少ししんどくても、前に離れないように頑張る大変さ。	そして、個々には、大きな山六甲山を登り切る大変さ。

でも、「あー、なんだか、楽しい、楽しい！」	みんなで、同じ目標をもって、大きなことに挑戦するって、楽しいんです。	岩場も終わり、グググっと登っていくと、

風吹岩に到着！「あれ～？ここきたことあるー！」	そうです。元リトルのメンバーは、年長か1年生の時に、1日かけてここまで登ってきました。	でも、心も体も大きくなった今は、1時間かからずにやってきました。本人たちは、とても不思議そうな感じ。

同じことももう一度やることで、自分の成長を大きく感じることも、時に、きっと大切なことです。	「ここリトルの時の頂上ってことは、もうだいぶ進んだんとちゃう？」と子ども達。「いえいえ、まだ6分の1ですよー！」「ええーえー！！」	気を取り直して、風吹岩を出発！！

ほどなく、緩やかなのぼりが続き、	どうしても、前後ろが離れがちになります。	前、後ろともに、機嫌よく登っていたのですが、テンションが上がりすぎて、安全があいまいになってきたので、スタッフに注意をうけました。

先頭が探した昼食の場所。いい場所だったのですが、雨がよく当たり、安全上、木の覆う場所に変えることに。	「せっかく探したのに」。スタッフも、ごめんと謝りつつ、安全のことは譲れないのです。でも、すぐ先で雨が当たらない場所があり昼食を食べました。	昼食後も、子ども達、まだまだ元気です。雨も、森の中ではほとんど当たることなく、カッパが暑い！

ほどなく、2つ目の「しんどい」と地図に書かれた場所がやってきました。	修行のように、木の階段がまっすぐ続く場所。今度は、「しんどないやーん！」半分。「ほんまや、しんどい！」半分でした。	そこをすぎると、雨ヶ峠の広い場所に出てきました。看板地図を見ると、「半分をちょっとすぎてるー！」「時間もよゆうあるー！」

一気に、行程の半分が過ぎたということで元気復活のみんな。	最後、3つ目の地図に書かれた「しんどい場所」がどこにあるのか、気になってきました。	最後は、とんがり帽子、とんがりコーンのような形を、長くずっとのぼると聞いてきたみんな。

ついに、さいごの難所、七曲の坂がはじまりました。	つづら折りに、登り坂がひたすら続きます。	「なぁ、まだ坂続く？」「だって、とんがりコーンの形思い出してごらん」「あーそっかー！坂の部分、急で長いわー」


イメージが付くと登りやすいようで、またまた一気に進んで、後ろのメンバーが来るのをちゃんと待っています。	待つことも、とても我慢が必要。本当にリスクがある自然の中で、仲間のことを考えて行動する経験には、100％安全な場所では学べないものが沢山あります。	もちろん、後ろのメンバーはおのずと休憩時間が少なくなるので、これも我慢が必要。みんなをできるだけまたせないようにがんばる。

子ども達だってできるんです！夕暮れの時間や、天候のこと、足の痛くなったメンバーのことを考えて、本気になって取り組んだ時、できるんです！	さぁ、みんなしんどかった七曲を抜けると、森を抜け、頂上直下に出てきました。すごい風。雨もカッパをぬいだら、降ってきました。	最後、がんばれー！

途中で、足が痛んだけれども、頑張れた！	なぜか、頂上までほんのあと少しという所で、ニセ頂上ごっこ。「ヤッター！頂上だー！イエーイ！」。頂上到着のリハーサルでしょうか？息がぴったり。	よーし、本当にもうすぐそこだ！駆け出す子ども達。

ヤッター！本当に到着！4時間57分。みんなで、よく頑張れました！	ところが、頂上は吹きっさらしの吹雪のよう。記念写真を撮って、4時間57分かけて着いた頂上を、5分で去ったミドルコースでした。	さぁ、お迎えのバスに乗ってかえるよー！ミドルのみなさん1年間大変がんばれました。1年間をふりかえり、何がデキタということではなく、がんばれた自分、、挑めた自分の姿、瞬間を想いだしてほしいと思います。みんなは、みんなが思うよりも、頑張れる力、挑める力を持っています。それを活かせるかどうかはのは自分次第！ぜひ、自分の日常でも、自分のことを好きになれる挑戦をしていって下さいね。また、一緒にチャレンジしましょう！保護者の皆様も、1年間、ご支援ご協力のほど、誠にありがとうございました。また、皆さんにおあいできることを楽しみにしております。（ハギ）




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～六甲山931.3ｍの登山に挑戦！！仲間と最後までやり切ってみる経験！～
プログラムは無事終了致しました。ありがとうございました。心配された雨もほとんど降らず、子ども達全員で931.3ｍの頂上を目指して出発！登山のしんどさ、みんなとやる大変さ。でも、みんなで同じ目標を、本気でやるっておもしろい！最後まで仲間とやり切った子ども達でした。主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション後　援：大阪府、枚方市教育委員会､交野市教育委員会、京都市教育委員会、京田辺市教育委員会