アドベンチャーキッズスクール・活動報告


さぁ、今日は、「オーバーナイトハイク～枚方から海まで26.5ｋｍオーバーナイトチャレンジ～に挑戦！	まずは、自分で食糧の買出しです。夜中、12時間を目安に長い間歩くので、食糧の計画はとっても重要！	食糧を買出ししたら、次は、着替えと荷物のパッキング。

忘れ物のないように慎重に、自分で準備をします。「自分でやるぞ！」と覚悟してきた子ども達。それゆえ、いつも通りのようで、期待と不安が時に入り混じります。	荷物を準備して、お弁当を食べたら、昼からは、夜にそなえて仮眠。色んな想いをはせながら、ゆったり心と体を休めておく時間。	夕方に起きたら、さぁ、いよいよ最終準備！歩き方のコツを確認して、気持ちも整えて、

１８：００、全班　枚方市を一斉スタート！はじまったら、もうやるしかない！	子ども達の大きなチャレンジ、そして、子ども達の冒険のスタートです。	５kmまでは、順調、順調。足取りも軽く、おしゃべりも軽快です。子ども達で夜歩く。これも子どもの「ぼうけん」。

休憩の時は、しっかり、ひまをおしんで体操も忘れず、	５kmまでは、あっという間に到着！いいペース！いいペース！「これやったら、夜中の２時くらいにつくんちゃう！」と子ども達。いいぞ、その調子だ！	さて、５km～10ｋｍ。まだまだ、軽快！不安や緊張もありますが、更けてくる夜に少し、気持ちも高まりつつあります。

休憩中は、しっかり靴を脱いで、マメ対策や足の疲れを自分でとるように心がけます。	さぁ、10ｋｍ～15ｋｍ区間。少し足に違和感がはしってきました。	なぜか、さっきよりも、５km区間が長く、遠い。でも、まだ負けない！と早いペースで頑張り15ｋｍ地点には、とても早いタイムで到着。

さぁ、この15ｋｍ地点からが、実は本当のチャレンジです。夜も更け、足もつかれ、子ども達にとって、苦しい時間帯がはじまります。	さっきまでの子ども達の声が嘘のように静かになります。	ねむけ、足の痛み、疲れが一気に子ども達に襲いかかります。懸命に自分の心と戦う子ども達。

気を抜くと、心が萎えてしまいそうな瞬間、でも、絶対にゴールまでいきってやるぞという気持ち。大きく、子ども達の心と体は葛藤します。	頑張って、頑張って、ようやく20ｋｍ地点に到着。夜中の寒さもあり、子ども達もぐったり。	座って休憩をしていると、知らない間にウトウト眠りに入ってしまうことも。

できれば、このまま眠りたい。そんな自分の気持ちをわかりつつ、でも、出発となれば自分でパッと起き、歩いていく子ども達。実は、とっても強い力を持っています。	大人が想うよりも、実は子ども達は大きな強い力を隠し持っています。でも、普段それを発揮する機会がなかったり、自分でもそんな自分の力を知らなかったり。	でも、本気にならざるを得ない瞬間、また、自分でやり遂げてみようと決めた挑戦。そんな時、子ども達はあらんばかりの自分の力を発揮して頑張ります。20ｋｍ地点を出発。

20ｋｍ～25ｋｍは、本当につらい区間。「もうやめたい。」そんな気持ちとの戦いがずっと続きます。「眠い、つらい、足が痛い」。負けるな！	がんばって、がんばって、２５km地点到着。ついた瞬間、眠ってしまう子ども達。それでも、自分達で起こし合い最後、自分達で覚悟を決めスタート。	さぁ、最後の1.5ｋｍ。ここまできたら、絶対もうあきらめたくない！最後に、足の痛みに耐えながら、一気にペースをあげて、ラストスパート！

さぁ、ゴールは目の前！ずっと目指して来た26.5ｋｍ地点のゴールだ！	ヤッター！ゴール！ようやく着いたという気持ち。もう歩かないでもいいんだという気持ち。耐えきったという気持ち。ゴールでは、様々な感情が湧き上がります。	自分の力でやりきることができて、ほっとしたような、安心したような表情。それだけ、不安と緊張があったことと思います。

でも、そんな不安や緊張、そして、途中に起こる自分の心の中の葛藤、あきらめたくなる気持ちと真正面からぶつかり、本当に良く頑張りました。	さぁ、ゴール後は、タープテントをセットして、眠りの準備。さっきまであんなに頑張っていたのに、スタッフのテント設営を手伝ってくれるメンバーも。	本当に良く頑張った！ゆっくり、おやすみなさい。只今、朝の5：30すぎ。タイムは、歴代１位の10時間30分と、3位の11時間30分。

朝日が昇るのを見るのを楽しみにしていた子ども達。でも、その前に到着し、熟睡。それはそれで、すごいこと！	さてさて、テントでゆっくり眠って、昼前に起きてきた子ども達。	起きてきたかと思いきや、鬼ごっこに、相撲に、木登り。なぜか元気な子ども達。思いっきり頑張れたからこそ、何だかとっても健やかです。

ゴールでの時間をゆっくり過ごして、	昨日、撮れなかった班は、ゴールでの記念撮影。	昨年、お兄ちゃんが完歩してもらった完歩証。楽しみにしていたメンバーは、自分の足で勝ち取って、とってもうれしそう！

同じ苦しみを乗り越えたメンバーと、悪ふざけをしたり、遊んだり。最後の時間を過ごし、	オーバーナイトハイクの冒険を終了した子ども達でした。
	みんな、お疲れ様。本当に良く頑張ったね。夜中、不眠不休で、自分の足で、26.5ｋｍを歩ききったこと。本当に自信を持っていいと思います。26.5ｋｍを歩く中で自分の心に感じた沢山のこと、ゴールで感じた沢山のこと。それは、自分でやってみた人にしかわからない、決してお金で買うことができない、かけがえのない、自分の財産です。ぜひ、日常生活でも、活かして、どんどんチャレンジしていってほしいと願っています。また、一緒にチャレンジしましょう！（ハギ）



～ひらかたから海まで２６.５km！オーバーナイトで完歩する！困難に立ち向かう冒険する経験！～
プログラムは、無事終了致しました。ありがとうございました。全員、海までの２６.５kmをオーバーナイトで無事完歩！困難へのチャレンジ。そして、子ども達の大冒険。自分達の本気のぼうけんを楽しみつつ、本気で頑張り、見事困難を自分自身で乗り越えていった子ども達でした。主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション後　援：大阪府、枚方市教育委員会、交野市教育委員会、京都市教育委員会