アドベンチャーキッズスクール・活動報告


さぁ、今日は「ぼうまきパンに挑戦！」。お昼ごはんをかけてチャレンジ！	今日はみんなでやるのではなく、自分のボウル、自分のミニかまどを使って、全部自分ひとりでやってみるソロです！	まずは、ぼうまきパン用の棒を途中の森で調達。全部じぶんでやるんだと覚悟してきた子ども達。棒えらびも慎重です。

棒を探し終えると、森の近くで、おもしろうそなところ発見！	昔から来ているメンバーは良く知っているこの場所。でも、もちろん、あそんでいきます。	さてさて、現地到着。道具を運んだら、

最初は、班のみんなで、レシピと材料の分量を確認。このメモが頼り。	レシピを、しっかり見つめて、覚悟をきめて、さぁ、自分でスタート！	まずは、パンの生地作り。はかりを使って、１人分の分量をはかります。

さとうや塩、バターなんかも、しっかり計って、自分専用のボウルにどんどん材料が入っていきます。「これであってんかな？？」	たまごも自分でわって、牛乳も入れて！「おれ、たまごわるんはじめて～！！」と方々で声が。がんばって！	さて、ドライイーストも、忘れず入れて・・・。「ちょっと、多すぎない？？」

時に、自分達で手助けをしあったり、	他のメンバーのなりゆきを見守っていたり、	ソロなので、みんな本気になっているからこそ、自然に助け合いが生まれてきます。これが、やらされる「協力」ではなく、本当の「協力」なのではないかと思います。

さて、材料を計り終え、マイボウルに全部入ったら、お次は、コネコネマゼマゼです。	なんだか、不思議な感触。	最初は、順調におもしろおかしくやっている子ども達ですが、

ひとたび、手に生地がつきだすと、	「うわぁ～！もういやや！！手からとれへ～ん！！」ちょっと、苦労するばめん。	オプショナルでグループで作ったことのあるメンバーは、さすが！順調、順調。

さて、苦労したけど、いい感じになってきました。「もう少しボールみたいになったらいいよ！」いい感じ！	さぁ、こちらは、表面がスベスベ、耳たぶくらいの固さになりました。「なぁ、これでいい？！」	とっても、上手にできています。まさに、パンの生地！

がんばって、生地をこね終わったら、次は生地の発酵中。	その間に、棒をきれいに洗って、消毒して、	武器みたいに長い棒は、自分でのこぎりで切って、お気に入りに調整して。

そうするうちに、パン生地が発酵！「うわ！めちゃめちゃ、大きくなってる！」	生地をコネコネ、しんちょうに、のばして、	さぁ、棒に巻いていきます。形が見えてくると、どんどんスピードアップしていく子ども達。

「どう？私のいい感じでしょ！」	さぁ、止まることなく火おこしに。もちろん火も、自分専用のペール缶かまどを使って、自分で自分専用の火をおこします。	まきを入れ、準備ができたら、さぁ着火！「マッチって、どうやるん！」「ちょっとこわいかも･･･」さぁ、自分でやってみよう！やってみよう！

火がついたら、うちわであおげ！！	火が大きくなったら、すかさずパンを焼く！！	おっと！こちらは、大きい棒まきパンだ！何だか、野性的！

じっくり、根気良く、中が焼けるまでがまん！	だんだん、膨らんできました。	火が消えそう！やばいやばい！まき入れに、うちわに、焼きと大いそがし！

なんだかんだ言いながら、ぜんぶ自分でやっている子ども達。	子ども達は、大人が思っているよりもとっても大きな力を隠し持っています。	でも、現代社会の中では、それを中々、普段発揮する機会が少なくなってきているように思えます。

せっかくの機会。そんな、自分の隠し持っている力を発揮して、挑戦、経験し、経験から、自分への自信を積み重ねていってほしいと願っています。	おっつ！そろそろ完成か？！	中を、味見中。

大成功のようです。	こちらも完成！「おかぁさんや、あまゾンにあげるんだ！！」その言葉の奥には、たくさんの自分でデキタが詰まっています。	イエーイ！何だか、原始人みたい！

はじめてのこと、いろんなこと、全部じぶんでやってみたキッズコースでした。	みんな、生地つくりも、火おこしまでも、全部自分だけでデキタね！きっと、みんなには、まだまだ、自分でも知らないたくさんの力がかくされているんだね。次回は、さわあそび！これからも、もっと、もっと、おもいっきりチャレンジしていこうね！（ハギ）




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～自分専用のどうぐで、パン生地つくりも、火おこしも、ぜんぶ自分ひとりでやってみる！ソロに挑戦！～
プログラムは、無事終了致しました。ありがとうございました。朝から、今日は全部自分でやるんだ！と覚悟を決めてきていた子ども達。できひ～ん！の声もなく、黙々と、ひとつひとつを自分で進め、挑戦し、やり遂げ、さいごまで全部やりきった子ども達でした。主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション後　援：大阪府、枚方市教育委員会、京都市教育委員会、文部科学省所管（財）青少年野外教育財団