オーバーナイトハイク！｜大阪府枚方市|子どものための自然体験学校「アドベンチャーキッズスクール」2019ジュニアコース

1日目

ジュニアコース「オーバーナイトハイク」はじまります。	午前中は、自分で、オーバーナイトハイク中の行動食、携行食を計画し、各自購入。	パッキング、準備をして、施設のお部屋で仮眠。

そして、あっという間に、夕方。出発の時間。	最終準備を終えて、全員でスタート。	ジュニアのオーバーナイトハイク。全員で、安全にゴールにたどり着くことを目標に出発です。

5キロごとに、バックアップの吸水ポイントがあります。	大々的に、休憩をとる場所というよりは、水の補給ができるだけです。	まずは、そこを目指して、スタート。夕焼けがきれいです。

歩くペースも、休憩も、歩く順番も、子ども達が自分達で決めるので、	最初の5キロは、お互いに、どんな感じか手探りしているような感じでした。	休憩は、どれくらいとったらいいのか・・・。

最初の休憩は、ついつい楽しくなってしまい、時間がたつのをわすれてしまいます。	すると、そこで時間のロスが起きることに気づき、	次からは、あとどれくらい休憩するか、それを時計を持っているメンバーがみんなに伝えることとしました。

でも、伝えるだけでは、相手がOKかどうかわからないと、つたわっていないことに気づいたり。	それをどうしていくのか、なんとかするかも、オーバーナイトハイク。	5キロから10キロ区間は、自分達のペースもつかめ、気持ちも楽しくなってきて、いい感じで進むことが出来ました。

まだまだ余裕。	普段の生活の中では、5キロはもちろん、26.5キロの距離を歩くなってことは、大人でもなかなか無いこと。	未知の世界への冒険は、ワクワクすることもありますが、不安なこともたくさんあります。

今迄経験のしたことのないような足の痛みがあるかもしれません。	今迄に経験したことのないような、眠たさがあるかもしれません。	今迄に経験したことがないような、感情の揺れを感じることもあるでしょう。

さぁ、みんなにとっては、どんな経験となるのでしょうか。	時間が夜の10時を過ぎたくらいから、子ども達を眠気が襲います。	15キロ地点。ここから先、河川敷から公道を移動することになるので、大々的に、休憩をとることができません。

そのことも踏まえて、ここで、30分寝ることに、子ども達が決めました。	スタッフとしては、もっと眠ったら、体力も回復するだろうにと思う気持ちもありますが、ここは、子ども達がきめたことなので、そこに従います。	寝ないで、時間がたつのを待つメンバー、すぐにスヤスヤと眠ってしまうメンバー。ひとりひとり、それぞれです。

時間です。おーい、おきて～！いくいよ～！！	街中は、休憩をとることもできませんので、足早に進みます。信号があったり、車が走っていたりで、緊張したのでしょう。20キロ地点では、バタンキュー。	時間は夜中の3時過ぎ。目覚ましをセットするのを忘れておりましたが、起きていたメンバーがそろそろではと気づき、みんなを起こして、再スタート。

よし、行こう。	20キロから23キロ地点まで街中の道が続きます。	さぁ、頑張れ！

まだまだ眠たくないメンバーもいれば、	眠たさと足の痛さで苦しんでいるめんばーもいます。。	ひとりひとりのチャレンジなら、自分のおもうように進めますが、

全員でゴールを目指すので、自分のことだけではいけません。	そこは、子ども達にとって、とても大変なことだと思います。	朝です。

それまで、眠ったまま歩いていたのに、太陽がのぼると、体も目覚め、元気復活。	朝日の力、すごいです。歌ってますす。	足の痛みは、そうとうですが、気持ちは爽快になってきました。

グランドをはしったりして、まだまだ大丈夫なことを確認したら？！、	さぁ、出発。	街中の道路を歩く緊張感からも解放されて、しばし道を占領してしまい、スタッフから注意。

さぁ、25キロ地点を目指して、いくぞ	みんな何を思い、何を考えて、あるいているのでしょうか。	どの瞬間瞬間でも楽しみを忘れないのが、子ども時代のすてきなところ。

後少しというところで、休憩が入るのも、子ども達だからこそ。	さぁ、英気を養い、また行くぞ。	25キロ地点のスタッフが見えてきました。

25キロ地点到着。	元気やん！とスタッフに言われると、嬉しそう。	ふぅ～。足痛いよ～！痛みを我慢して、ここまで頑張ってきました。

ここでも英気を養い？！	さぁ、残り1.5キロ	阪神高速湾岸線。

ところが、あと残り200ｍのところで、なぜか子ども達トーンダウン。	先が見えないと、ゴールの直前でたちどまっていることもある。	気を取り直して、先を進むと。

ゴールの海です。	枚方から海まで26.5キロ。	足の痛みに耐えながら、

眠たさと戦いながら	自分に負けずに乗り越えて、仲間と一緒に。	全員でゴールすることが出来ました。

頑張れた、頑張れ切れた自分。	そんな自分をいいなと思ってほしい。	そんな自分がいることを、感じてほしいと思います。

最後、タープもみんなで撤収して、	完歩証明書をもらって、今年のジュニアコースの、オーバーナイトハイクは終了しました。みんな、大変お疲れ様でした。




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～自分を見つめ、自分で乗り越え、自分で達成していく。頑張り切れた自分をいいねと思える経験～
プログラムは無事終了致しました。ありがとうございました。枚方から海まで26.5キロ、夜を徹して歩き切る。途中、つらくなること、悲しくなること、嫌になること全てに向き合い、自分で乗り越えて、最後、全員で全員を無事ゴールさせることが出来ました。主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション後　援：大阪府、枚方市教育委員会､京都市教育委員会､、寝屋川市教育委員会、京田辺市教育委員会、交野市教育委員会