アドベンチャーキッズスクール・活動報告

１日目　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　>>２日目

さぁ、今日もジュニアコースがはじまるよ！今日のテーマは、「グループ・ビバーク」！	ビバークとは、野営のこと。テントを使わずに秘密基地で、1泊するよ！	秘密基地の作戦会議と場所さがしがおわったら、

ホームセンターへ行って、資材の調達！	自分達の秘密基地のイメージを、現実にしようとすると、結構、考えなければなりません。	インターネットで調べても無いし、あらかじめマニュアルもないし。だって、それは自分達の秘密基地だから！

頭をひねって、決まったら、レジへ行って資材購入！	資材を見ると何だかこちらの班は大掛かりになってきました。	お店からもどって、資材を自分達の基地を作る場所にはこんで、

さぁ、みんなの秘密基地作りのはじまり～！	のこぎり、かなづち、クギに、一文字やＬ字、Ｔ字の金具。	色んなものをつかって、寒さや強度、雨対策など現実的なことも考えて、自分達の一晩のおうち作りが進んでいきます。

こちらの班も、作業開始！脚立もつかって、本格的。	キリやねぎクギ、竹に、わらひも。こちらはどんな基地になるのでしょうか？	女の子は、屋根担当。竹を駆使して強度の高い屋根をめざします。

冬の日暮れは早いです。4：30を過ぎると薄くらくなってきました。気温も下がってきます。	そうです。この季節は、本気で秘密基地作りをしないと、夜中こごえてしまうのです。不織布で防風、防寒をしているところ。ナイスアイデア！	屋根作りは続きます。竹をわらひもでひとつひとつ結んで、沢山の格子状の屋根ができてきました。

ともしているうちに真っ暗に。こちらの班もずいぶん形になってきました。	「ん？！」何をしているの？？	完成した屋根を乗せているところでした！

こちらの班は、屋根を乗せて固定したので完成！生木4本を利用した、広目の立派な基地。中は快適。	こちらの班もラストスパート！壁になるベニヤ板をくぎで打ち付けて、	屋根も、セットして、固定して、

最後にちょうつがいをつけて、ドアをつけたら、	完成！！	中は、まるで山小屋のよう！みんなとってもお気に入りです。

さぁ、夜になり、寒くなってきました。	火を囲んで、ごはんを食べてあったまって。	さぁ、自分達の秘密基地でおやすみなさい！「結構、あったかいで！！」

こちらも、寝る場所を決めて、寝袋と毛布をかけて。	「とても気持ちいい！」と子ども達。板とビニールで防寒もばっちし！中は、ずいぶんあたたかかったです。	さぁ、おやすみなさい。

子ども達の秘密基地の夜は更けていきました。
２日目　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　>>１日目

さぁ、朝がやってきました。まだみんな、熟睡中。	ともしていると、朝方から雪がちらちら降ってきました。	今日は、みんなのんびりです。基地の中で本を読んだり、ゲームをしたり。

ちょっと、ゆっくりねむってみたり。子ども達の秘密基地生活まんきつです。	おはよう！基地で一晩をこえられて、ほっとしたような、うまくいってうれしいような。朝から沢山笑う子ども達。	あれっ？？こちらは、屋根の雪がとけて雨もり中！それもまた楽し！

さぁ、解体です。基地を作るにあたって、人間が万能であること、万能ではないこと、	思い通りにいくこと、いかないこと。イメージを現実にする難しさ、楽しさ。無から形を生み出す苦労とアイデアが生まれたときのうれしさ。	仲間との意見の相違。苛立ち。工夫。意欲。そして、自分達の中にある「デキタ！」、成就感。

色んな方向に心の振り子は揺れます。バーチャルの中、コンピューターの画面上で簡単にできることも、	現実に人間がやってみると、難しかったり、うまくいかなかったり、うまくいってとってもうれしかったり。	そんな、バーチャルでは無く、リアルな心の振り子が揺れる瞬間、リアルに様々な感情と出会う機会になっていればと願っています。

さぁ、最後、板や木材をがっつりかついで、撤収！なんだか、みんなとってもたくましくなってきたよ！	解体がおわったら、やっぱり雪遊び！自然の中で、いっぱいあそび、いっぱい挑戦した2日間でした。（ハギ）




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～秘密基地で１泊をする！リアルに様々な感情と出会い、向き合い、感じる経験～
プログラムは、無事終了致しました。ありがとうございました。自分達の秘密基地を作って、そこで１泊。もちろんテントはなし！たのしいやら難しいやら、子どもの世界はどんどん拡がり、この冷え込みに本気で寒さ対策や強度なども考え、無事あたたかく１泊を過ごした子ども達でした。主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション後　援：大阪府こども青少年課、枚方市教育委員会、交野市教育委員会