アドベンチャーキッズスクール・活動報告

１日目　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　>>２日目

さぁ、今日は「グループ・ビバーク」に挑戦！「ビバーク」とは、野営のこと。	テントなしで、自分達の秘密基地で１泊するぞぉ！	秘密基地の場所決めと、作戦会議が終わったら、ホームセンターへいって足りない資材を調達！

あれこれ、あれこれ。色んな資材があります。自分達のイメージに合う資材をみんなでさがして、	時には、綿密に計算し、不足のないように、資材を調達し、	さぁ、自分たちで車に積み込んで、いざ、秘密基地つくりの開始だぁ！

大きな資材、重たい資材も、自分たちではこんで、	さぁ、みんなの一晩の基地？家？の建築スタート！	のこぎり、かなづち、くぎに、鉄杭。色んなものを使って、自分達の秘密基地を作っていきます。

つくり方の説明書やマニュアルは、ありません。なぜなら、それは、みんなの想う秘密基地だから。	自分達の頭の中に想い描く、秘密基地を、現実にできるかは、みんなしだい。頭をひねって頑張れ！	トンチンカンチン。金槌の音が響き渡ります。こちらの班は、色んな、方法を使って柱をたて、着実に形を作っていっています。

壁に選んだパネルも、みんなで固定して、	あっという間に、形が見えてきました。コンテナ型の家タイプの基地！とっても集中していた子ども達。あっという間に手際よくここまで来ました！	さてさて、こちらの班も始動。まずは、基地の梁と柱になる部分からつくり始めるようです。

太い資材もなんのその。大きなくぎで、どんどん、骨組みをつくって、ロープでテンションをかけると、	自然のへこみ（壁）を利用した、基地の骨組みの完成。自然の地形を利用した、昔ながらの秘密基地！！	柱に壁の資材を、しっかり打ち込んで、

難しい天井作りに差し掛かっていきます。さぁ、天井はどうなるの？？	さてさて、こちらも、何だか忙しそう。一体、どんな基地になるのでしょう。	大きな長い木で、まずは、土台つくりからはじまるようです。

土台が出来たら、柱の木をとりつけ。倒れないように、慎重に、頑丈に！	お次は、ドアの建設。	さぁ、こちらも、何だか、形が見えて来ました。がんばれ、がんばれ！

ともしているうちに、だんだんお日様が傾いてきました。冬の夕暮れは早い！そして、寒い！	寒さをしのげて、雨が降ってもへっちゃらで、風もしのげる、自分達の秘密基地。	想い通りにいくこと、いかないことを感じながら、色んな試行錯誤を繰り返し、子ども達は作っていきます。

おっと、こちらは、完成間近？！あとは、屋根を取り付けて完成か！？	違います。屋根をつけて、そして、買ってきたタイルカーペットを引いて完成なのです。	カーペットを敷いて、中は、まるでお家の部屋よう！気持ちよくて、あたたかい！お気に入りのようです。

玄関、ライト、洋服かけも作って、コンテナ家型の基地の完成でした！	さて、こちらは、自然の地形を利用した基地。最後に、壁に、ビニールシートを隙間なく張り巡らせます。	天井の隙間も、ビニールシートでふさいで、星の見える、自然型秘密基地の完成！

中は、快適！地形を利用したアイデアで、屋根も高く、星も見える、居住性のいい基地の完成でした！	さぁ、こちらの班。真っ暗になっても頑張って作業を続けます。	うまくいかないこと、時間が掛かること、先が見えないこと。たくさん色んなことが起こります。

もうだめかなと思う所で、でも、負けないで、長い時間頑張ったら、こんな大きな基地？家？の完成！！	中も、めちゃめちゃ広い！座布団をしいて、まるでお家の居間のようです！長い時間掛かったけど、頑張ってよかった！	夜は、自分達の秘密基地の前で、火を囲んで、晩ごはん。とっても寒くなってきました。

寝袋を敷いて、毛布を敷いて、さぁ、自分達の秘密基地でおやすみなさい。	子ども達の基地での夜は更けていくのでした。
２日目　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　>>１日目

さて、朝がやってきました。	日が昇ると、ゴソゴソとおきてくる子ども達。「基地の中、雪が降ってる！」。違います！それは天井についた霜です！	この日の朝方は、今年一番の冷え込み。子ども達の体から発せられる蒸気が、屋根で凍っていました。

「あんまり寒くなかったで！」「いあや、さむかったぁ。」様々ですが、テントなしで１泊できて安心したような顔が、子ども達にあります。	外では、水が凍っていました！「おお！さむっ！」	子ども達の、自分達の基地での朝の時間が、ゆっくり流れていきます。

想い通りに行くこと、いかないこと、現実にやってみると難しいこと、反対に意外にできること、	基地を完成し、朝を迎えるまで、ポジティブな感情、マイナスの感情、色んな感情があったことと思います。	現実に何かを具現化していく中で、そのようなポジティブ、マイナス、様々な感情をリアルに感じ、だからこそ感じられる成就感や自分の中にある「デキタ」と出会い、たくましく、前向きに大きくなっていってほしいと願っています。

さぁ、今年のジュニアもあと２回。最後の機会に、後悔のないよう、おもいっきり「自分のチャレンジ」をしてくださいね！（ハギ）




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～自分たちで、秘密基地を作って、１泊！リアルに様々な感情と出会い、感じる経験～～
プログラムは、無事終了致しました。ありがとうございました。テントなしでの、１泊「ビバーク」。自分達で考えた秘密基地つくり。簡単やら、難しいやら、試行錯誤しながら、無事、今年一番の寒波にも負けない、秘密基地で１泊した子ども達でした。　主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション後　援：大阪府、枚方市教育委員会、京都市教育委員会、文部科学省所管（財）青少年野外教育財団